小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

ゲームセンター回顧録 イエローハットと名古屋駅太閤通口の店舗群 その4

f:id:annaka-haruna:20190223132110j:plain

f:id:annaka-haruna:20190223132154j:plain

2019年2月9日撮影

ゲームセンタートンガ王国→ゲームボックスQ2→ゲームボックスQ3(2019年2月9日現在)

 

名古屋駅太閤通口界隈に大量に存在したゲームセンターも、気が付けば残っているのはこの1件のみとなりました。

 まだ「現在進行形」のお店であり、最近の事情は分かりかねるため、自身の過去の見聞の範囲で記載することを予めご了承願います。

 

イエローハットの地図で、左上に「ゲームセンター」の表示があることに気付かれた方もいらっしゃると思います。

イエローハットの裏側入口と同じ通りに面しており、その距離徒歩1分。繁華街でゲーセンが林立している場所ならともかく、普段は静かなこの場所に2件ゲーセンが近接していたのは奇妙な光景だったかもしれません。

 

私がイエローハットに行くようになった際には、既にこの店舗は存在していました。最初の店舗名は「トンガ王国」。現在の写真に写っている逆三角形のサインは30年以上前から変わっていません。

トンガ王国は、愛知県は三河地域の有力ディストリビューターで、ロケーションも多数展開していた株式会社総商の運営で、名古屋営業所を併設していました。総商と聞いてもピンと来ない方が多いとは思いますが、店舗名「ユーファクトリー」と聞けばお分かりになる方もいらっしゃることと思います。

 

U-factory CM

youtu.be

昔は中京ローカルとは言えでテレビCMを流せるような会社だったのですが、2013年に倒産しているそうです…これもまた時代の流れか。

イエローハットナムコ系の店舗で、ゲームファンにベクトルが向いていたのに対し、こちらは店内に鏡を多用したアダルティな店内で、当初はメダルコーナーも設置されていました。ユーファクトリーのコンセプトをそのまま小さくしたような店舗だったと記憶しています。

 

その5へ続きます。