小人閑居して不善を為す chapter3

一介のプレイヤーからハイスコアラー、そしてゲームセンターの中の人を経てアーケードゲームと関わること40年以上、その普通とはかなり異なるゲーマー人生を回顧するべく記事を綴っております。

私のアーケードゲーム履歴書 閑話休題

最近は、スコアラー退役後の嗜みで埼玉県南部の某店に結構顔出しさせて頂いております。

 

そこに集うスコアラーの皆様、まだまだお上手で非常に関心。

若い方も結構いらっしゃるようで、頼もしい限りです。

 

自分も昔プレイしたタイトルを中心にぽつぽつ遊ぶのですが、あまりの下手っぷりに自己嫌悪に陥る日々です。

最近如実に感じるのは、

 

・集中力の欠如

同じ椅子に座ったままで長時間のプレイを継続することが出来なくなっています。10分もすると同じ姿勢を続けられなくなり、飲み物を口にしたりして持続を試みますが、結果肉体的な衰えからくる部分も含め尿意が近くなるという問題も抱えています。

視野狭窄

自機を動かしながら、周囲の状況まで目を配るという行為が以前は自然と出来ていたのですが、現在はそれが出来なくなりつつあります。

シューティングで何気なく自機を動作させると、移動先に予期していなかった弾があって(「飛んできた」というよりも、「そこに湧いてきた」という印象になる)突っ込む…画面全体に目線が届いていない証拠です。

 

特にこのブログを記載する際に、以前スコア狙ってたタイトルを遊んだりするのですが、お前本当にスコア取ったのか?というレベルで覚えていない。

スコア争いとしてのプレイを終え、次のターゲットに狙いを移して以降は全くプレイしていなかったタイトルであれば、止むを得ないかなとも思えるのですが、コットンだけはプレイ期間が長かったこともあり、間隔が開いても体が覚えている部分が結構ありました。

 

しかし、最近某店にてコットン稼働させて頂きプレイすると、「忘れている」のではなく「衰えている」ということを如実に実感せざるを得ないのです。それは、

ティータイムの土瓶が避けれなくなっている」

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2周目は落下速度が最初から早いので、特に後半面は地形的制約もありどうしようもない状況はありましたが、1周目はそこまで失敗はしませんでした。それが1周目からミスってしまうんです…土瓶落下はパターンではないので、純粋に避ける能力やルートを咄嗟に見つける判断力の衰えを、これまで出来ていたことが出来なくなることで痛感しつつあります(´;ω;`)ブワッ

 

プロ野球選手で、あるシーズンを境に急激に成績を落とした時、(巨人時代の小笠原道大とか)目が追い付いていないんじゃないかと言われることがありますが、齢40後半に入って自分にも来るべき時が来てしまったんでしょう…

 

スコアラーの世界はアスリートの世界に非常に近似してると思います。